うさぎの避妊手術 その1 手術を決意するまで

こんにちは。うさぎ飼いです。

うさぎは繁殖能力が高い一方で、ホルモンバランスの影響からか、生殖器の病気の確率が高いそうです。

避妊手術をするべきかどうか

メスのうさぎさんを飼ってると、避妊手術をするかどうか・・・という問題は避けて通れないですよね。

もちろん、避妊手術にはメリットとデメリットはあるので、飼い主さんがよく考えた上で判断するのが良いと思います。

避妊手術をした時のメリットとデメリット

  • 計画的ではない繁殖を防げる
  • 子宮系の病気を未然に防げる
  • 発情によるストレスを防げる
  • 手術費用がかかる
  • とにかく手術が心配で仕方ない

避妊手術をしなかった時のメリットとデメリット

  • 将来出産できる可能性がある
  • 体にメスを入れずに、自然体でいられる
  • 子宮の病気になるかもしれない
  • 高齢になってから病気が見つかり手術をすると、避妊手術以上のコストがかかる

避妊手術を決めるまで

うさぎ飼いは、避妊手術をしなかった時のデメリットを考え、チノの避妊手術をすることに決めました。ただし、すべてのメスのうさぎさんは避妊手術をするべきである、とまでは言っておりません。

うさぎさんの年齢、体調、飼い主さんの事情、様々あると思います。

うさぎ飼いは、やはりチノの将来の子宮の病気のリスクを減らすために、避妊手術をすることを決めました。

もし、将来子宮の病気になってしまっても、症状が表に出るまで気がつかず、長い間我慢をさせてしまったり、そのことが原因でコミュニケーションがうまくとれないかもしれません。

うさぎのQOL(Quality of life)の問題です。略してQORL(Quality of rabbits life)。(今作りました。)

急に症状が出た時には、かなり病気が進行しているかもしれません。高齢のうさぎさんほど麻酔と手術のリスクは高まるので、将来、緊急手術をすることになったら、助かる確率も高くないかもしれない・・・・。

ということを色々総合的に考えて、うさぎ飼いは避妊手術をすることを決めました。

カウンセリング

犬や猫に比べて、うさぎの避妊手術をしてくれるところは、都内でも少ないです。何件か動物病院に電話をかけているうちに、柴又の小動物専門病院、バニーグラスを紹介していただきました。

予約制ということで、電話で予約した後、チノを連れて行くことに。バニーグラスの中は、うさぎの雑誌、うさぎの写真、小物・・・うさぎ愛に溢れているのを感じました。

とても清潔感ある動物病院で、先生も親身になってカウンセリングしてくれました。

病院に行く時にはもう避妊手術をしようと決めていたんですけど、とにかく手術が心配で、リスクが高そうだったらどうしようと勝手に1人で悶々としていたんですけど、手術のことを丁寧に説明していただけて良かったです。

手術後の注意事項

手術後、飼い主が色々お世話をすることがあるのかな??と思ってたんですが、バニーグラスでは、飼い主さんの仕事は「何もしないこと」ということでした。

病院によっては数日入院する所もあるみたいですが、バニーグラスは日帰り。これはうさぎさんのストレスを最小限にする為だそうです。

傷口は医療用ボンドで止めるそうで、エリザベスカラーはしないそう。飼い主が心配して、「大丈夫だった?痛かったね??偉かったね!!!」みたいに、必要以上に構ったりする必要もないそうで、本当にいつもの空間でいつも通り過ごす、というのが1番うさぎにとってストレスがかからない方法です、と言われなんだか納得。

リスクについて

手術が失敗する可能性は確かにゼロではないと思いますが、バニーグラスでは今まで失敗した例はなく、確率からみても1%未満であることは確かだそうです。(※高齢のうさぎさんほどリスクが高まるそう)

手術のリスクより、将来病気にかかるリスクの方が高いということ、若い方がリスクも少ないこと、現状チノの健康診断は問題なし、ということで、そのまま手術の日程を決めました。

獣医さんに、「チノちゃんは人懐っこいですねぇ」と言われるくらい誰にでも懐くチノさん。

カウンセリングを受ける前は、心配で心配で仕方なかったんですが、なんとなく心配が和らぎました。

その2に続きます〜。

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