こんにちは、うさぎ飼いです。
うさぎ飼いはプロテスタントのクリスチャンなんですが、同じキリスト教といえど、彼くんはカトリックのクリスチャンです。
カトリックとプロテスタントの違い
カトリックとプロテスタントの違いについて、簡単に説明することは難しいけれど、敢えて一言で言うならば、
- カトリック・・・・・教会主義
- プロテスタント・・・・・聖書主義
という感じです。どういう意味かと言いますと、カトリックは教会そのものや聖書の伝統的解釈を重んじ、装飾などは派手めな傾向。プロテスタントは聖書からそれぞれに与えられるメッセージを重んじる傾向。
世界的に見ると、カトリックとプロテスタントの人口比は約3:1。カトリックは伝統的な宗教で、そこから派生したのがプロテスタント。
人口が多く、歴史が古いのがカトリックだけれども、大学のKGK(キリスト者学生会)や私の出身の寮とかはプロテスタントを主体としていることもあり、そもそも日本でクリスチャンに会うことは少ないけれど、クリスチャンに会うことがあるとプロテスタントが多い気がします。
カトリックの雰囲気
カトリックのイメージを掴む為によく言われることはこんな感じです。
- カトリックは「神父」、プロテスタントは「牧師」
- 手で十字架を切るのがカトリック(プロテスタントはしない)
- 懺悔という言葉を使うのはカトリック(プロテスタントは罪の告白という感じの表現が多く、懺悔という言葉はあまり使わない)
- カトリックは「ミサ」で、プロテスタントは「礼拝」
- カトリック教会は十字架にイエスキリストがついていたり、絵画があることが多い、ロウソクがや聖水がある、絨毯が赤い、派手めの装飾。対して、プロテスタントの教会の多くは装飾がシンプル。
- 「修道院」、「シスター」の多くはカトリック(宗派によるけれど、プロテスタントの多くは存在しない)
ただ、根っこの進行の部分は同じで、父、子、精霊(三位一体)という信仰という部分は同じで、宗教が違うというものではなく、カトリックもプロテスタントも同じ「クリスチャン」と総称します。
カトリックは教会、儀式を大切にするのに対し、プロテスタントは聖書とその交わりを大切にするという感じです。
プロテスタントから見たカトリック
同じクリスチャンといえど、プロテスタントの礼拝しか行ったことがないとカトリックのミサに戸惑うことがしばしばあります。
私は、プロテスタントの礼拝しかでたことがなかったけれど、カトリックのミサに出てみると。わからないことがいっぱいでした。緊張。
- 入り口に聖水(どうやって使うの?)
- ミサでの決まり文句が多く、ミサが始まる前や、聖体拝領、献金、その他、突然の暗唱が多い(みんな覚えているみたいですが、慣れていないと、みんな突然喋りだしているように見える)
- ミサの1時間前から飲食禁止(うちの教会では、お茶飲みながらメッセージを聞いていた・・・)
- カトリックの洗礼を受けていないと聖体拝領にあずかれない(狭義にはプロテスタントの礼拝ではカトリック信者もOK)
- 懺悔する部屋がある(ふざけていい雰囲気ではない)
なんか厳しい・・・・。。゚(゚´Д`゚)゚。
カトリックの良さ
そんな硬いイメージのあるカトリックですが、カトリックは教会を重んじているということに加えて、全世界で同じ聖書箇所を扱うこと、ミサの流れが大きく異ならないこともあって、世界中どこにいてもさほど大きな違いは少なく、教会が合うとか合わないという問題は少なさそうです。
対してプロテスタントは宗派によって大きく教会の雰囲気が変わり、引っ越し先で自分の通う教会を見つけるのが一苦労・・・という話もよくあります。良いところは、プロテスタントは聖書の解釈に自由度があって、神さまとの交わり、祈りという側面を大事にしているところだと思います。
同じキリスト教といえど、結構違うところがあって面白いですよね。どの宗派を選んだとしても、自分にとって抵抗感のないのが一番ですよね。
おすすめの聖書
聖書を選ぶ時は、新共同訳を選ぶとどちらの宗派でも対応しているところが多いです。今話題の新しい訳の聖書も出ているので、これから聖書の購入を考えている方は是非見てみてください。
あまり大きいと思いので、個人的には小型がおススメです。持ち運びにも便利です。
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