こんにちは、うさぎ飼いです。
東大の本郷キャンパス近くにあるキリスト教の寮、東大YMCA寮にて、ノンクリスチャン向けの聖書の学び会を開催しています。
不定期で日曜日の夜に開催しています。
Step3 つくられた人間
今回も、使ったテキストはこちら。
このテキストは、文章が読みやすいし、ディスカッションもしやすくてとてもいいです。
わかりやすいけど、深い。。。という感じです。
クリスチャン、ノンクリスチャンに関わらずとても良書だと思います。
Step3の概要
Step3では、神さまと人間の関係、人間の罪について学びました。
Step3で学んだこと
- 神さまが、人間を神のかたちとして作られた
- 人間は、霊的な存在であること
- 人間には、自由意思が与えられていること
- 私たちは、神との交わりの中で生きる存在であること
- アダムの犯した罪について
今回もまた突っ込みどころがたくさんある内容かもしれませんが、キリスト教の大切な部分であり、よく話されるテーマです。
進化論について
神が人を作ったということと進化論については、色々な議論がなされています。解釈によっても意見が別れるところかもしれません。
今回もこんな質問をいただきました。
進化論は聖書と矛盾しないと思いますか?
聖書と歴史の教科書に書いてあることが違う。科学を信じるべきか?宗教を信じるべきか?キリスト教を信じることによって、科学を否定することにならないか?(またその逆も同様)
ということなのですが、ざっくり言うとこんな感じの考え方のクリスチャンが多い気がしました。
進化論には色々な解釈があるが、科学と宗教が矛盾することはないのではないか
進化論自体が1つの解釈、また、神さまが人間を作られたということとが進化論と明確に違うと区分することが難しい。例えば進化の過程を神さまが作ったかもしれない。
他にも、科学を通して神さまを感じた、という人もいる。(うさぎ飼いもそうである)
科学信じることで神さまの存在が否定されたり、矛盾することはないのでは、というのがみんなからいただいた回答でした。
三位一体について
父、御子、聖霊の「聖霊」とはなんですか?三位一体とは?
シンプルなんだけど、深い質問でした(笑)
聖霊は、私達の霊的な部分に作用する存在であり、父なる唯一の神、イエスキリスト、精霊の3つを総称して神とする考え方が三位一体。
聖書に書かれていないのではないかという人もいるが、解釈として広く認識されているもの。
自由意思について
他には日常的なことに関して、こんな質問もありました。
自由意思が与えられているものの、キリスト教を信じなくなることにより、神社などで手を合わせられなくなることについて、クリスチャンとして、どのように考えられているか?
キリスト教を信じることで日本の文化的な行事を行えなくなる、友達からの初詣のお誘いは断らなければいけない、それは肩身が狭いのでは??という気持ちもあるかもしれません。ノンクリスチャンの多くは、クリスチャンホーム育ちではないし、日本の文化として宗教と関わってきた人も多いはず。
みんなの回答はこんな感じでした。
キリスト教では、神社に手を合わせることはしない。ただし、山、海、全てを作られた神様を感じているので、真に神さまを理解することにより、信仰の方法、日本の文化としてどのような対応をするかということは自然と自分の中で確立されていくものではないか。
日本の文化とどう向き合うか、という部分に関しては、クリスチャンの中でも意見が分かれるところではないでしょうか。
どのような形式を取るかという部分については、その人の信仰による部分が大きく、キリスト教の神さまと聖書の本質を理解しようと努め、求めていくことで、生活の中での信仰の形がそれぞれ確立されていくはずではないでしょうか。
また、今まで神社に参拝していた自分は一体なんだったのか?という気持ちもあるかもしれません。ただ祈ったという行為は無駄ではない、という回答もありました。
今まで、キリスト教を知る前に神社で手を合わせていたかもしれないが、全能の神に祈るということは無駄ではないし、神さまはそれをみていてくださっていると思う。祈りの中で、自分の信仰の形が出来てくると思う。
キリスト教を知る前に、神さまに祈っていたことがあった経験があれば、その気持ちは無駄じゃないよってことをみんなが教えてくれました。
今回は、今までで1番多くの人が集まってくれて感謝でした!
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それぞれの訳ごとに雰囲気も違うし、みんな使っている訳が同じ訳ではないです。自分にあった聖書が見つかりますように!
Step4に続きます~。
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